ユニオンからのメッセージ@



   いじめ・人権侵害に対して

 ここ一年ユニオンが取り組んだ中心課題が   奪いさる人権侵害です。ある日突然、
職場でのいじめ・人権侵害との闘いでした。    会社から「あなたはもう必要がないと
濡れ衣を着せ退職届を書かせたD生命。事    宣告され排除される人の気持ちなど経
実無根の「教習欠略」に抗議したMさんを組    営者は全く配慮していません。それど
合から除名し監禁・隔離したN自動車学校。    ころかユニオンがその不当性を追及す
上司のいじめとセクハラに起因する病気休暇   ると、会社は一様に、当該労働者がい
を認めず解雇予告をしてきたK特養ホーム。    かに「無能」で「有害」であったかを
 これらの問題は一企業・一会社に特異な     並べ立て、あげつらい、解雇を合理化
「事件」ではありません。                するために労働者の人格権(人権)を一
 言うまでもありませんが「解雇」もそれ自体、   層蹂躙してきます。
労働者の働く権利・生活する権利を一方的に

   いじめ社会を映し出す子供のいじめ問題

 こどものいじめが社会問題になっています     作られているのです。
が、これは大人の「いじめ社会」の反映では     『たしは、子どものいじめ自殺と社会
ないでしょうか。                      での過労死を、おなじ社会が生み出した、
 会社はリストラのため労働者の間に差別と     ふたつの病状ととらえている。ひとり
競争を作り出し、「弱い」労働者を社内で孤      の人間の死を、自分の問題に引き付
立させいびり出します。                  けて考える共感と連帯の精神的余裕が
 仲間の労働者が傷つけられても、共感と       なくなっている社会を、けっして人間的
連帯の意識は潰され、大方の労働者がいじ     な社会ということはできない』(鎌田 慧
めに加担してゆく現実が「いじめ社会」として      著いじめ社会の子どもたち』) 

   個人の抵抗・争議から共感と連帯を !

 子どもたちは『ナイフによって自己の存在を     企業内組合とは違って個人加盟のユニ
ようやく確認する事態になっている』(鎌田 慧)     オンのストライキ権は、労働者一人ひ
と考えると虚しくなります。しかしそれが大人       とりが企業の理不尽な仕打ちから
社会の偽りのない反映である以上、わたした     「逃げる」のではなく《抵抗》してゆく、
ち「大人」が『共感と連帯感』をもった生き方・     「めげる」のではなく《抗議》してゆく、
闘い方を創り出すしかないと思います。ユニオ    あきらめる」のではなく《争って》ゆく
ンは先日の第五回大会ではじめてストライキ     権利の宣言であり、権利を行使する闘い
権を確立しました。                    の武器です。



企業の中で、企業を越えて、共感と連帯をはぐくむ武器として(ナイフではなく
ストライキを !)とよびかけます。
職場でいじめ・人権侵害に曝され、『死』と向かい合う不安と怒りとためらいの
なかで呻吟する仲間たち !



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