318日、郵政労働者ユニオン(全労協加盟)と郵政産業労働組合(全労
連加盟)は、10春闘勝利!非正規社員の正社員化と均等待遇を求めて、全
国31職場で統一ストライキを決行しました。東京の拠点となった日本郵
政小石川支店(写真左)には、早朝から約80名の労働者が集まり社前集会
を成功させました。非正規の女性は「いま時給1030円だがこれでは生活で
きない。社員と同じ仕事なのに格差がありすぎる。亀井大臣が発言したと
おり、私も正社員になりたい。ユニオンでたたかっていきたい」と力強く
挨拶しました。

同日、NTTでもN関労・電
通労組・通信労組が統一ストを
闘いました。

◆ 民営化で非正規化が加速した郵政

郵政職場では民営分社化以降、正社員は6000人減らされる一方、非正規社員は1万500
0人 も増大し、
21万3000人となり日本一の非正規雇用企業になっています。
非正規社員は正規社員と同じ基幹的業務を担っているにも関わらず、常時雇用する約17万20
00人のうち
64%が生活保護基準に満たない年収200万円以下という実態で、ダブルワーク、
トリプルワークを余 儀なくさせられている人も多くいます。

日本郵政グループが日本で最大のワーキングプアを生み出し、「貧困と格差」を急速に拡大させ
たばかりか、コスト削減を目的に勤務日数・勤務時間の削減や雇止めによる身勝手な雇用調整を
行う等、企業としての社会的責任と雇用責任を放棄していることは断じて許すことはできません。


◆ 亀井大臣は正社員化を確約したが!?

亀井郵政改革担当大臣は国会答弁で契約更新を3以上繰り返している12万1000人の正社
員化を確約しましたが、郵政ユニオンの交渉で本社は正社員化に向けた道筋について何ら明らか
にしていません。亀井大臣の答弁はこれまでの闘いの成果ですが、郵政ユニオンは全ての非正規
社員の原則正社員化、登用の道を公正で透明な制度とすることを求め闘っています。


◆ 非正規春闘を闘い続けよう!

 郵政の闘いは貧困と格差の元凶である「小泉改革」の本丸であった郵政民営化と非正規化を糾し、
ユニバーサルサービスの再建と雇用・労働条件の改善を求める闘いです。派遣労働の全面解禁によ
って全産業に拡がった非正規化の流れを押し戻し、正社員化と均等待遇の実現を勝ちとるため10
春闘を非正規春闘として闘い続けましょう。 (郵政ユニオン:東京北西支部)

『ねりまユニオン』第85号(10年3月20日)より